
結婚相談所や婚活アプリの利用をする際には、各種証明書の提出が求められることがあります。
学歴や年収、独身を証明書の提出で証明する仕組みがあることで、偽装を防ぎ、安心して婚活ができるようになります。
本記事では、次の4つの証明書の取得方法についてご紹介していきます。
- 独身証明書
- 卒業証明書
- 所得証明書
- 身分証明書
各種証明書が何なのか、どのように取得すれば良いのかと疑問をお持ちの方は、本記事を参考にしてください。
結婚相談所等の入会時に必要な各種証明書
結婚相談所に入会する時には、次の各種証明書の提出が求められることが一般的です。
- 独身証明書
- 卒業証明書
- 所得証明書
- 身分証明書
- 資格証明書
各証明書の入手には、「窓口に行くか」「郵送で申請するか」のどちらかの対応が必要になります。
全て窓口に行って対応しようとすると、結構な時間を使うことになりますので、基本は郵送で依頼するのがおすすめです。

安心して婚活ができるようになる
マッチングアプリなどは、自由にプロフィール情報の登録をすることができます。
スピード感のある利用ができる一方で、情報を偽装する人も発生し、情報の信頼度がイマイチ欠けるというデメリットが発生します。
結婚相談所等では、独身証明書や卒業証明書の提出が義務である場合が多いので、手間はかかりますが、お相手の情報も信頼することができ、安心して婚活に取り組むことができます。
次の項目からは、独身証明書・卒業証明書・所得証明書・身分証明書の取得方法を確認いきましょう。
独身証明書とは?
「独身証明書」とは、現在独身であることを公的に証明するための書類です。
地方自治体が発行しており、正式名称は「独身証明書(結婚情報サービス・結婚相談業者提出用証明書)」となります。
結婚相談所や国際結婚などの際に利用する証明書であるため、聞き慣れない人も多いことでしょう。
独身証明書の取得方法
独身証明書の取得方法には次の2パターンがあります。
- 郵送で入手する
- 役所で入手する
自治体毎の取得手続きの違いはほぼありません。念の為、お住いの地方自治体の公式サイトにて、取得手続きについて確認してください。
発行手数料は150円~500円程度と少額です。
郵送で入手する方法
独身証明書を郵送で入手する場合には、次のものが必要になります。
- 本人確認書類のコピー
- 発行手数料分の定額小為替(郵便局で購入できます)
- 返送用封筒(84円切手を貼ります)
- 申請書(自治体によって異なります)
郵送で申請する場合には、発行手数料を「定額小為替」で支払う必要があります。
こちらも聞き慣れないものですが、郵便局で購入できますので、最寄りの郵便局に問い合わせてください。

役所で入手する方法
自治体の役所窓口で入手する場合、次のものが必要になります。
- 本人確認書類
- 印鑑
- 手数料
また、自治体によって本人以外が申請できるかどうかは異なります。代理人の申請が可能な場合でも、「委任状」が必要となりますのでご注意ください。
卒業証明書とは?
「卒業証明書」とは、最終学歴を証明するための書類です。
高校や大学が発行しており、卒業の時にもらえる「卒業証書」とは別のものになります。
発行方法は学校によって異なるため、卒業した学校に問い合わせをして詳細を確認することが必要になります。
発行手数料は1通300~500円程度になります。
卒業証明書の取得方法
卒業証明書の取得方法は次の2パターンがあります。
- 郵送で入手する
- 窓口で入手する
郵送で入手する場合には、申請をしてから1~2週間程度かかることが多いので、スケジュールに余裕を持って申請するようにしましょう。
郵送で入手する方法
卒業証明書を郵送で入手する場合の必要書類は次の通りです。
- 本人確認書類のコピー
- 発行手数料分の定額小為替(郵便局で購入できます)
- 返送用封筒(84円切手を貼ります)
- 申請書(学校によって異なります)
卒業された年度や学部によって、郵送先が異なる場合が多いので、きちんと確認してから郵送することが大切です。
窓口で入手する方法
卒業証明書を窓口で入手する場合には、次のものが必要になります。
- 本人確認書類
- 手数料
手数料は現金で支払える場合もありますが、専用の印紙を購入する必要がある場合もあります。
窓口に行く場合は、即日発行対応してくれるケースがほとんどです。急ぎの場合は活用するようにしましょう。
所得証明書とは?
「所得証明書」とは、年収を証明するための公的書類です。
結婚相手に対して、年収を希望条件にあげる人は多いため、所得証明書の提出は安心して婚活に取り組むために必須になります。
また、婚活アプリでは任意で所得証明の提出を受けていますので、積極的に証明手続きを活用することをおすすめします。
所得証明書の取得方法
所得証明書は、主に次の書類を利用することができます。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 課税証明書
- 確定申告書の控え
書類によって発行主体が異なりますので注意しましょう。
「源泉徴収票」「給与明細書」の発行を部署に依頼する
企業勤めの方は「源泉徴収票」や「給与明細書」が最も素早く書類を入手できる方法になります。
人事部や経理部など、発行を担当する部署に連絡をして、書類を発行してもらうようにしましょう。
また、源泉徴収票は毎年発行されて手渡されているはずですので、保管しておくと、所得証明書としても利用できます。
「課税証明書」の発行を役所に依頼する
「課税証明書」は、地方自治体が発行している個人所得を証明する公的書類です。
窓口・郵送での発行依頼ができる他、マイナンバーカードを活用して、コンビニ交付で入手することもできます。
窓口で発行してもらう場合には、印鑑と本人確認書類が必要になります。
「確定申告書の控え」をコピーして提出する
個人事業主の方などは、「確定申告書の控え」を所得証明書として活用することができます。
対象となるのは税務署受付印のある控えのみとなっておりますのでご注意ください。
電子申告などで申請されている場合などは、提出先の結婚相談所に確認して、何を提出すれば良いか聞きましょう。
身分証明書に利用できる書類
結婚相談所に入会する際には、身分証明書の提出も必要になります。
身分証明書として利用できる書類は、主に次のものになります。
- 健康保険証
- 運転免許証
- パスポート
- 年金手帳
- 住民基本台帳
ただし、多くの場合は「写真付き」の身分証明書を求められますので、免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、一つは顔写真付きの身分証明書が手元にある状態にしておきましょう。
各種証明書を提出して安心して婚活しよう
結婚相談所などに入会する際には、各種証明書の提出が必要になります。
自治体や卒業した学校に申請書類を郵送するなど手間がかかりますが、情報の虚偽ができなくなり、安心して婚活ができるようになります。
独身証明書・卒業証明書・所得証明書などの取得方法について、本記事を確認しながらぜひご対応していってください。